あくあん's blog

つらつらと書きます。最近はカメラの話。書評やガジェットの話なども。

NIKKOR Z 105mm MCと35mmをさわってきた

今日はカメラトークで。

 

24-70 f4の補完として105mm MCを中望遠&マイクロ(めんどくさいニコンオタク)の役割で欲しいなーと思ったので、某家電量販店で見てきました。

最初は105mmを売り場にあるZ 6IIに取り付けてみたのですが、AFが迷いがちでなんだこれ...という感じに。私自身にZ 6IIの操作に不慣れな点があったのかもしれないですが、店員さん曰く、売り場にある機器は雑に扱われることも多く、結構本来のパフォーマンスを出せないこともあるのだとか。これが営業トークなのかどうなのかはさておき、確かに自分のZ 5に取り付けてみたところ、未だAFが迷う部分はあったものの、良い感じに速くなった感がありました。

 

店内なので中望遠の感覚ではうまく撮れなかったものの、寄ったときのマイクロレンズの被写界深度の浅さには驚かされました。F8くらいに設定しないとダメですね。F2.8だと紙1-2枚くらいしかピントが合う面がないです。

 

Z 5+エクステンショングリップZR-1と組み合わせると重量バランスが大変良く、取り回しが良さそうだなーと思いました。フードも丸型のものなので、デザイン的に結構イケてます。

 

そんなこんなで売り場を見ていたところ、35mm + 売り場のZ 5を試せる場所がありました。そこで、自分のZ 5と24-70 f4を並べて50mmなどのレンズを被写体として比較したところ、めちゃくちゃに35mmの発色がいい!びっくりしました。具体的には、黒いレンズのシャドーがほぼ見たままのように持ち上がっており、コントラストがしつこくない程度にはっきりとしていました。ピントとかの体感性能はそこまで変わらないものの、色味という部分で24-70 f4より35mm f1.8が圧倒的に綺麗でした。

他の50mmや85mmにはそういう感動がなかったので、たまたま照明の条件などがうまくいったのかもしれないですが、さすが10万円超えの単焦点レンズ...という感じでした。

 

趣味領域で10万を超える支出はなかなか厳しく、工面すればお金が出せるような状態であっても(今はそうではないですが)、105mm MCや35mmは大変良いレンズだなぁと思いつつも、買うかどうかで言われると非常に怪しいですね... まあ買うとしても来年以降かなぁ...

カメラ趣味の難しいところって色々あると思うのですが、機材を稼働率高く使い倒せるか、コストに見合う楽しみを生み出すことができるかという部分が自分には非常に難しく感じます。もちろん趣味ってそこら辺考えなくてもいいものだとも思いますが、何せ頭でっかちなのでついそういうことを考えてしまいます。